「学校を失敗付きの練習ができる場に―子どもにとっても、教師にとっても―」春日井敏之氏講演

「学校を失敗付きの練習ができる場に」春日井敏之氏講演 　『生活教育』10･11月号では「失敗」が取り返しのつかないものではなく、子どもたちが育つためには必要なものであるということや、失敗した子どもが仲間や大人たちに支えられ、自立に向けた一歩を踏み出せるようになるということなどを実践的に明らかにした。 　春日井さんは、「学校は失敗付きの練習ができる場になっているのか」と問いかけ、「日々の教育や子育ての目的」を「子どもの権利条約に定める『子どもの最善の利益』の実現を図っていくこと」と論じた。大人は子どもに対して威圧的、抑圧的、操作的な対応ではなく、『問う』『聴く』『語る』で、対話的、共感的な関わりをすることが不可欠であり、子どもの心に寄り添う姿勢をもつことを提案した。 　論文を中心とした講演と共に、山岡さんとの対談や参加者との討論で、「子どもの心に寄り添う」という根源的なテーマを掘り下げたい。 日時：２月１１日（土）１３：３０～１５：３０ 方法：ZOOMによるオンライン 内容：1．春日井さん講演 　　　2. 春日井さん・山岡さん対談 　　　3. 全体討論 4. 春日井さんまとめ 参加費：基本は無料 　　　　資料代500円チケット購入も大歓迎　 　　　　※資料「生活教育」10.11月号特集論文PDF 講師プロフィール： 春日井敏之さん　現在：立命館大学大学院教職研究科教授 京都府内の公立中学校教諭として20年余り勤務。生徒指導、教育相談等を長く担当。2001年より立命館大学文学部教育人間学専攻に。専門は臨床教育学、教育相談論。親の会などに関わりながら不登校支援に参画し、学校現場の教師との事例検討会も長年継続している。神戸市、宝塚市等で、いじめ問題再調査委員会にも参画。日本生活教育連盟会員。

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